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全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
845mm |
3.5kg |
6.8mm SPC |
30 |
アメリカ |
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バレット社がAR15/M16シリーズ及びM4をベースに開発した突撃銃(またはコンヴァージョンキット)。
これまではM468の名前 で知られていたが、最近になってREC7の名前に変更された。
銃自体の他にもアッパーレシーバー/バレルアセンブリにボルトグループ、マガジンのみの交換キットも
販売されており、M16/M4系ライフルの該当部分を交換する事でREC7へと換装する事ができる。
また、ハンドガードはARMS Inc(アトランティック・リサーチ・マーケティング・システム社) 製S.I.R.RASを
装備している。
本銃の最大の特徴は、使用弾丸をM16/M4等で広く使われている5.56mmx45弾から、USSOCOMの要請
によりレミントン社が開発した次世代小銃弾である6.8mmSPC(6.8mmx43)弾を使用している点にある。
6.8mm弾は全長こそ5.56mm弾と同サイズだが、弾丸重量は5.56mmが60gr前後(約3.9g)に対して、115gr
(約7.45g)とほぼ倍の重さを持つ。そのため、弾の初速は5.56mmと比較して僅かに劣るが(約2650fps)、その
威力は群を抜き、5.56mmの約1.5倍のキナティックエナジー(運動エネルギー)を持つ。
アフガニスタン侵攻やイラク戦争時に問題となった5.56mmでの長距離射撃時の威力不足の解消と、AK47
の7.62mmx39より高い射撃安定性を維持した次世代の弾丸として期待されている。一方で、弾丸の性質
からM4系に比べてガスポートの位置を遠くせざるを得ず、カービン銃としてはやや大柄になっている。
なお、値段はかなり割高な2,399ドル(M4の3倍ほど)。
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