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銃身長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
266-508mm
(10.5to20in) |
3kg〜 |
5.56x45mm
6.8mm Remington SPC
5.45x39mm
7.62x39mm |
30 |
アメリカ |
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銃器アクセサリーで有名なアメリカのマグプル社が開発した次世代突撃銃。
HK416やXM8、FN SCARなどに並ぶ2007年にお披露目されたばかりの次世代ライフルである。
まだ、完成途中でプロトタイプがいくつか出来ているだけだが、開発には軍・政府等の仕様要求も無いにも関
わらず、わずか約4ヶ月間で設計開発された。
その特徴は既存の様々な銃の良いところを効果的に組み合わせ、欠点を排除した旧世代的思想と、これを
モジュール化して多様な用途や口径の変更を容易にした新しい運用思想の両方を併せ持つ点である。
AR18の作動方式、FN SCARのアッパーレシーバー、ストック、チャージングハンドル位置、H&K G36
またはXM8と同様のポリマーフレーム構造、 H&K G3のトリガーユニット、更にM16のファイアコントロール
ユニットとバレルが使われている。 また、レシーバー、トリガーユニットや機関部を始めとする構成パーツを
モジュール化する事で、長銃身、固定ストックの中距離狙撃仕様や、短銃身にマウントレール付きハンドガー
ドによる近代アサルトカービン仕様など、様々な用途、口径に対応する事が可能となっている。特に銃身交換
の容易性は殆どワンタッチといって良いほどであり、運用の面で高いアドバンテージを誇っている。
MASADAの大きな特長としては、バレル、ストックやハンドガードなどを道具を一切使用せず、2分以内に
交換可能であることがある。これにより選べるオプションが多い。バレルは、CQBモデルの10.5インチ、11.5
インチ、14.5インチ、16インチ、狙撃向けの18.5インチと20インチがある。ハンドガードはポリマー製の
ロングタイプとショートタイプにアルミ製のレールハンドガードがある。ストックも固定タイプ、スナイパー向けに
バットプレートとチークパッドが調節可能なもの、カービン向けの折りたたみと伸縮が可能なものの3種が用意
されている。
また、ロアレシーバーを交換することにより様々な口径に対応でき、NATO標準5.56mm×45、新型弾薬
として注目を浴びていた6.8mmレミントンSPC、更にAK-47で使われている7.62mm×39にも対応可能
でマグプル社標準のプラスチック製マガジンの他、M16並びにAK-47で使われているマガジンがそのまま
使えるようになっている他、新型マガジンも開発されており半透明モデルや不透明で覗き窓がついたもの等
が試作されている。
名称のMASADAはイスラエルのマサダ要塞に由来する。
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