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全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
998mm |
4.1kg |
5.56mmx45 |
5/10/20/30 |
スイス |
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1983年にスイス陸軍がStg57(SG510)の後継として「Stg90」の名前で制式採用した突撃銃。
性能に定評のあるシグ社だけに命中精度は高く、精密かつ耐久性にも優れている。値段(1挺約30万円)
を別にすれば、もっとも優秀な突撃銃と評する者も居るくらい総合評価は高い。AK-47を参考にした構造は
簡素ながら、部品相互のクリアランスが高く、撃った時のリコイルショックが非常に軽いのが特徴。.223口径
クラスのアサルトライフルとは思えないような撃ちやすさであるという。
弾倉は(採用当時では)ユニークな半透明型で、外から残弾数が一目瞭然となっている。さらに最初から
弾倉連結用の留め具が一体成型されており、クリップや金具無しに複数の弾倉を繋げる事が出来る。40mm
のグレネードランチャーやライフルグレネードが装着可能なほか、畜光素材を利用した夜間射撃用のナイト
サイトを標準装備し、あまり知られていないがセレクター上部にあるストッパーでフルオートを殺して、バースト
オンリーにすることも可能である。
また、スイスは地形的に山岳部が多いことから遠距離狙撃を重要視するため、NATOスタンダードの5.56mmx45(SS109)よりも遠射能力に優れる独自に開発した5.6mmx45(5.56mmx45と同寸で共用可能)
を使用する。高倍率のライフルスコープを装備すればPSG1にも匹敵する命中精度を持つスナイパーライフル
に早変わりする。
バリエーションとして、通常モデルのほかに、銃身長を短縮し2脚を排したカービンモデルのSG551、
アサルトカービンモデルのSG552、狙撃用にモディファイされたスナイパーモデルがある。とくにスナイパー
モデルは、スコープ・セットトリガー・ブルバレル・フルアジャスタブルストック(折りたたみ式)・角度も調節
できるパームレスト付きグリップ・より安定性に優れた2脚・バレル加熱による陽炎防止用のゴムバンドなど、
幾つもの追加装備によって、1挺90万円以上と輪をかけて高価なライフルとなっている。
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登場作品 |
使用者 |
備考 |
ドーベルマン |
クリスチーニ
特殊部隊 |
クラブでの銃撃戦で使用
トリプルマガジン |
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