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モデル |
全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
5inch |
216mm |
1076g |
.45ACP |
7+1 |
アメリカ |
7inch |
267mm |
1305g |
.45ACP |
7+1 |
アメリカ |
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AMT(Arcadia Machine & Tool)社の製作した自動拳銃。
ハードボーラーはコルトガバメントのクローンとして1977年に登場し、当時から存在していた数ある1911
クローンモデルの中でも、また、本家コルトよりも早くスライド、フレームに初めてステンレススチールを使用
していた。ただし、70年代後期のステンレス製錬技術では強度が確保出来ず、また潤滑等の問題もあって
スライドとフレームを咬み合わせているレールの摩耗が激しく、破損する事が多かった。(現在のステンレス
製の銃ではこのような問題ない)
リアサイトはフルアジャスタブル、トリガーもアジャスト機能を持っていて、グリップセーフティは延長されて、
ラバーグリップが標準装備されている。 ハードボーラーは基本構造はガバメントと同様であるものの、他の
ガバメントクローンモデルとは異なり、パーツに互換性はあまりない。
スタンダードサイズである5インチモデルの他にロングスライドと呼ばれる大型の7インチモデルや、ロスト
ワックス製法で製作されたAMTハードボーラーII、ハンティング用としてデザインされた10mm口径で7インチ
バレルを装備したロングスライド、ハンティング・ジャベリナ(Hunting Javelina)が存在する。しかしAMTは、
品質問題等から経営が悪化し、現在存在していない。
7インチモデルは、アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作「ターミネーター」において、シュワルツェ
ネッガー演ずるT-800が、レーザーサイトを付きのハードボーラーを使用していたことでも有名な銃である。
スライドとほぼ同じくらいの大きさがある巨大なレーザーサイトが時代を感じさせる。
現代のハンドガン用レーザーサイトでは、銃内部に組み込むことも可能なほど非常にコンパクトになっている
が、これでも1980年代当時は最小サイズだった。
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