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モデル |
全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
9mm |
193mm |
785g |
9mmx19 |
17/20+1 |
イタリア |
.40S&W |
193mm |
815g |
.40S&W |
14/17+1 |
イタリア |
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ベレッタ社が2005年に発表した新型自動拳銃。
ベレッタ拳銃の特徴とも云うべきオープン型スライドを取りやめ、標準的なフルカバー型に変更。他にも
ロータリーバレルを採用するなど、M92よりもM8000の特徴を色濃く受け継いでいる。材質にはM9000に
引き続きポリマーを使用するなど、M92の運用思想に、M8000の機構、M9000の材質と、ベレッタ社が持つ
技術の総決算とも云える( ちなみに、M92の正統進化型は90Two)。
民間市場への流通も広がっており、デザインに好き嫌いが分かれるが、重心バランスの良さとグリップの
握り易さで、一定の評価を得ている。また、M8000譲りのロータリーバレルを搭載したことで、命中精度も高く
なっており、グリップもワルサー P99のように射手の手の大きさによって、大きさが異なるものに簡単な作業
で換装することが可能である。
フレームは、プラスチックフレーム内に内部メカを組み込んだ亜鉛ダイキャストのサブフレームを組み込み、
ピンを何本か抜くことで内部メカをそっくり取り出せる。この形式を取っている銃にはMP446バイキング、
ステアーMA1、シグザウエル P250DCcがあるが、このアイデアのメリットは修理不能の損傷または
障害が起きた場合、このサブフレームをアッセンブリとして最短時間でそっくり交換できるのが特徴。
2005年からアメリカ軍で開始されている、次世代拳銃トライアル(JCP:Joint Combat Pistol)の有力候補
のひとつとして注目されている。
トライアルでライバルとなるのはH&K HK45(同社P2000の派生型の一つ)やシグザウエル P220の派生
型であるP220 Combatなど。因みにどちらも.45口径で、Px4も.45口径バージョンが提出される。ベレッタに
とってシグとはM1911更新トライアル以来の直接対決となり、今回はH&K社も加わったことで、M9採用時
以上の熾烈な争いが予想される。
モデル |
特徴 |
Type-D |
ダブルアクション限定 |
Type-F |
ハンマーデコッキングおよびセーフティがコンビネーションされたレバーを
持つスタンダードバージョン(M92FSと同じ)マニュアルセイフティ装備 |
Type-G |
ハンマーデコッキング限定(M92Gエリート系と同じ) |
Type-FA |
Fast Action セミダブルアクション撃発機構付き |
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登場作品 |
使用者 |
備考 |
ダイハード4.0 |
ジョン マクレーン
ランド |
ランドから奪ったものを使用
冷却塔での戦いで使用 |
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