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全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
1041.4mm |
3.82kg |
12ゲージ |
6 |
イタリア |
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これまで軍用散弾銃は信頼性などの関係からポンプアクションなどの手動式が長らく使われていたが、
1998年にアメリカ軍の兵器研究機関であるピカティニー造兵廠が 『アメリカ軍は新たに.12ゲージの
半自動散弾銃を欲している』との要望を発表。この要望に対して散弾銃の製造には定評のあるベネリ社
が手を挙げ、自動式散弾銃の開発に着手する。
散弾銃特有の問題であった散弾発射時の燃焼塵による回転不良の解決には、燃焼時のガス圧を調節
して確実に次弾を装弾させるA.R.G.Oシステム(Auto Regulating Gas Operated-System:ガス
圧自動調節器)を開発し、後にアメリカ軍が発表した次世代散弾銃に対する要望書JSCSにも適応した
散弾銃を作り上げた。これが『M4スーパー90』である。
ベネリ社は本銃を、業務提携先であるH&K社と共同でアメリカ軍の次世代散弾銃トライアルに提出。
1999年4月にXM1014の名前でアメリカ軍に仮採用され、導入試験の結果、2001年11月にはテストコード
の"X"が取れM1014の名前で本採用。現在2万挺ほどが海兵隊に導入されている。
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